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モードフィッターとは
photograph: masao okamoto
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モードフィッターとは
補正とは
微調整の必要性
ながやごろく
the sayings of nagaya
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補正では、ライン修正によって、センスの良い、悪いも決まるほど、重要なポイントのひとつ。デザイナーによって個性もあり、技と感性のバランスのとれたモードは、本来、手直しをせずに着ることが、もっとも美しい。しかし、とくにインポートブランドでは、サイズの問題などもあって、手直しが必要な通り道にもなっています。
オーダー時代に育った世代の多くは、モードを知り尽くし、その良さも悪さも理解し、インポートの美しさにたどりついた人たちです。寸法だけの修理では、ラインを崩してしまうことも多く、そのラインを無視することは、ただ「ラベル」だけのインポートブランドとなり、高価な1枚の洋服がモードとしてよみがえらないのではないでしょうか。
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美しいラインを美しく見せるためには、いろいろな人たちの手助けが必要です。仕上げで大切なのが、プレイという工程です。「マシーンが飾りものになってはダメ!使いこなしてこそ、プロだよ」としかってくださったレジュイールの古田武社長。クリツィアのデザイナー、マリウッチア・マンデッリ女史は「ナチュラルに」を繰り返していました。こだわりのある自然の美しさ。こだわりを形にする技と感性の余裕、そして、ナチュラルな美しさこそ、モードと謳われるいわれではないでしょうか。
トータルフィットネスとは、3つの健康です。(1)肉体的な健康(2)精神的な健康(3)社会的な健康、つねに「気分はポジティブに」「心はナチュラルに」という生活のバランスが必要です。
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プロとは、まわりの人たちに認められてこその評価といえるのではないでしょうか。つねに、努力と我慢も必要です。自分から「プロ」と発信したとしても、まわりの人たちが認めなければ、本物のプロとはいえないのです。
プロが集い、美しく競い合ってこそ、喜びが生まれ、本当の「美」へとたどりつくことができると思います。それが、モードをよみがえらせ、感性と技を生かすことにもなるのではないでしょうか。
感性の波動が同じでなければ、また、共有できなければ、いい仕事はできないし、成功させることもできません。技は経験と努力を積み重ね、熟練者になれば、ある程度身につけることも可能です。感性を磨くことはできても、ほかの人の感性を自分のものにすることはできないのです。
感性とは、感じ方、考え方で、共感することで感性は広がりをもち、また、ひとつの形あるものとしてつくりあげることができるのです。それがクリエイティブな仕事です。
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クリエイティブな装いには「想」「創」「奏」の3つの「そう」が必要といわれています。
「想」は、ものを考える想像性と、豊かで純粋な心。
「創」は、ものをつくるためにいろいろな分野の人たちの技や感性によってつくりあげられる創造性の心。
「奏」は、みんなでできあがった喜びをわかちあう心です。
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美しいラインを崩さずに着ていただくと同時に、着心地良く着ていただくためには、よみがえらせるアフターフォローも大切です。「ラインが崩れる」のは、寸法のみの直しを考えた結果です。全体のバランスを考えることが補正であり、結果として着心地の良いモードになるのではないでしょうか。寸法重視の修正、修理ではなく、また、表面のみの補正ではない真の補正こそが求められているのです。そして、「美」とは表面のみならず、裏面にも技と感性が必要とされ、それがモードをつくるのです。
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オルターレーションにしても、モードクリエーター、そして、リバースにしても、考え方は一貫して"1+1=5"であり、この「3」の差が技で、感性です。つまり「3」は間尺に合わせることなのです。
「学ぶ」ことは、人に教えてもらうことではありません。「盗む」であり、知恵を使い、自分の「技」や「感性」として身につけることです。知恵を使い、考え、生み出すことによってレベルアップし、自分の肌で覚えたことが「技」や「感性」となり、「職人」の域に達することでもあるのです。
デザイナーは、デザインが柱にありますが、思えば私の仕事は、闇夜のなかを手探りするように、オルターレーション(=補正)から、モードクリエーター、リバース(=再生)へと、枝葉のように広がりをもっています。どの仕事も土台にあるのはデザイナーのラインであり、モードフィッターである私のピン打ちが基本、原点にあります。
寸法にとらわれず、いかにポイントを見極めるかが自然にライン重視に結びつきます。モードは、微調整がなければクリエートできないのです。この微調整も"1+1=5"の「3」に含まれる要素です。
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洋服は自分のためだけに着るものではなく、相手に対して失礼にならないように自身をアピールするための顔であり、自分の満足だけで終わっては、本当のおしゃれとはいえません。装いこそ、自分をナチュラルにアピールし、自身を磨くためのデコレーションであり、その結果、美しいモードとなるのです。自分でつくりあげるセンスは、「ラベル」にこだわらず、自分の個性もモードによってよみがえらせることではないでしょうか。
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スーパーフラットとは、つねに平等で考え、正常な心で対応すること。
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「本物志向」のお客さまは研究し、本物を十分理解されています。喜ばれる満足度のパーセンテージを高めるには、どうしたらよいか。販売、社員教育の見直しも、21世紀型のビジネスとして前向きに考えていかなければなりません。
経費節減の面からもモードを理解し、間尺に合わせるテクニックを「手直し」として学ぶことが大切な要素のように思います。
洋服をよみがえらせ、美しいファッションとして、また、ひとつのデザインとしておもしろいモードがつくれれば価値あることではないでしょうか。私に与えられた技と感性を生かしたオルターレーション(=補正)、そして、リバース(=再生)が役に立つのであれば、と思うのです。
日本とはすばらしい文化と歴史があります。たとえば、「きもの」は日本の生活のなかから生まれたファッションであり、日本人だからこそ考えついた文化といえるのではないでしょうか。
表面の豊かさだけでなく、心の豊かさを求めるような傾向も感じます。「プロ」は「プロ」として、正しい「本物思考」を持ちつづけてこそ、「本物」といえるのではないでしょうか。
思い込み、勘違いが多くなると、本当のところが何なのかも見失ってしまう。見直しの必要性はいったいどこにあるのか。原点を探し求めないと「本物思考」は言葉だけで終わってしまいます。
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ながやごろく10
以前はどのような流れがあっても、ぶれることなく存在感を示していたのがインポートでしたが、いまは流行に左右されたデザインも多く、その場限りの流れをつくるだけのインポートが目につきます。
だから、お客さまからも洋服をイメージチェンジしたい、という要望や依頼が増えてきたのではないでしょうか。
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ながやごろく11
それぞれ体型が違うように、補正も違います。答えはひとつではありません。
すべての答えは、経験+応用問題にあるのです。
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